THA/中村勇吾さんの初展覧会(at ddd)に行ってきました。
今回の展覧会にあわせた新しい作品もあり、シンプルだけど奥深い展覧会でした。
ddd_leaflet.pdf (application/pdf オブジェクト)
ネットにむかって何かを作る、という行為は、ある定まった何かを完成/定着させる、というよりは、ある動作原理を「解き放つ」、といった方がしっくりとくるように思います。アップロードが完了し、いよいよ公開するぞというその瞬間に、思わず「いってらっしゃい!」って叫びたくなります。叫びませんが。
ネットに向かって解き放たれたプログラムやデータが、世界中のそれぞれの場所、それぞれの瞬間に、それぞれの来訪者との一期一会を重ねながら、ただ淡々と更新され続けていく。そこには、はじまりも、終わりも、存在せず、ただそれぞれの瞬間が連続するばかり。そんな感じが好きなんです。
今回は私たちにとって初めての展覧会になります。これまでの仕事から、これからの試作まで。けっこう面白いものから、割とまあそこそこのレベルのものまで。色んなプログラムをずらっと並べて一斉に作動させてみようかと思います。どうぞよろしくおねいします。
「NOW UPDATING...THA/中村勇吾のインタラクティブデザイン」フライヤーより抜粋
新しい作品の中で、気に入った2作品をピックアップ。
- GOKICHO
- いきなりこの「ご記帳」でやられました。
モニターにペンでメッセージを記帳すると、ビデオカメラで録画された記帳の様子とメッセージが、同時開催のggg(銀座)とddd(大阪)両方のログが閲覧できるデジタル記帳です。 - FACE SWAPPER 0.5
- デジカメなどで使われている自動顔認識技術を用いた試作だそうで、カメラの前に立つと自分の顔が撮影され、モニターの中の写真の顔と入れ替えてくれるというもの。
シンプルなアイデアですが、それを落とし込む技術力が秀逸ですね。
たとえ五年間不眠不休で頑張っても、絶対にこの人には追いつかれへんやろうな(;д;)。
コツコツと頑張るっす。


